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迦陵頻伽【かりょうびんが】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

【四字熟語】
迦陵頻伽

【読み方】
かりょうびんが

【意味】
声が美しいもののたとえ。とても美しい声で鳴くという想像上の鳥の名前。ヒマラヤ山中、あるいは極楽浄土にすむという。

【語源・由来】
梵語(ぼんご)のカラヴィンカを音訳した仏教のことば。仏典では「好声鳥」「逸音鳥」「妙声鳥」などと意訳されており、仏や美人の声をさす。

【典拠・出典】
大荘厳論経』「八」

【英語訳】
excellent singing voice

excellentは「すばらしい」という意味の形容詞。
英文例
彼女の歌声は迦陵頻伽だ。She has excellent singing voice.

迦陵頻伽(かりょうびんが)の使い方

ともこ
健太くん、今話題の天使の歌声、知ってる?
健太
うん、クラッシックには全然興味ないんだけど、さすがにこれだけ評判だと知ってるよ
ともこ
私はCDまで買っちゃったわよ。本当に迦陵頻伽なので、何度聞いても飽きないわ
健太
ぼくも聞いてみたいな。今度貸してくれない?

迦陵頻伽(かりょうびんが)の例文

  1. オペラ界に突然現れたその新人歌手は、その迦陵頻伽であっという間に世界レベルで有名な歌手になった。しかもクラッシックの教育はまったく受けていないというから驚きだ。
  2. 最近の歌謡界は、実力派の歌手がまったくいないと嘆いていたが、この間デビューしたシンガーソングライターは久しぶりの迦陵頻伽の持ち主で、私はすっかりファンになってしまった。
  3. うちの合唱部でも特別にめだつ存在のその娘は、とても迦陵頻伽で、将来は絶対プロの歌手になるだろうとみんなでうわさしている。
  4. うちの奥さんは、声がきれいで歌がとてもうまい。手前味噌かもしれないが、カラオケに行くとその迦陵頻伽な歌声に聞き惚れてしまう。
  5. いくら歌手を目指したとしても、天性の迦陵頻伽な声に恵まれなければ、プロになるのは難しい。

まとめ

梵語(ぼんご)のカラヴィンカを音訳した仏教のことばから、迦陵頻伽(かりょうびんが)は、声が美しいもののたとえを表す言葉となりました。迦陵頻伽(かりょうびんが)な歌声は、疲れた私たちの心を癒やしてくれます。昔も今も、美声は宝物ですね。


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