紅灯緑酒【こうとうりょくしゅ】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語)
【四字熟語】 紅灯緑酒 【読み方】 こうとうりょくしゅ 【意味】 歓楽と飽食のたとえ。また、繁華街や歓楽街のようす。 【語源・由来】 「紅灯」は飲食街などの華やかな灯りのこと。「緑酒」は緑色に澄んだ酒(美酒)のこと。 【…
【四字熟語】 紅灯緑酒 【読み方】 こうとうりょくしゅ 【意味】 歓楽と飽食のたとえ。また、繁華街や歓楽街のようす。 【語源・由来】 「紅灯」は飲食街などの華やかな灯りのこと。「緑酒」は緑色に澄んだ酒(美酒)のこと。 【…
【四字熟語】 交頭接耳 【読み方】 こうとうせつじ 【意味】 ひそひそ話のこと。 【語源・由来】 「水滸伝」より。「交頭」は頭を寄せ合う意味。「接耳」は耳を近づけて話すこと。 交頭接耳(こうとうせつじ)の使い方 交頭接耳…
【四字熟語】 黄道吉日 【読み方】 こうどうきちにち 【意味】 日がらのよい日。吉日。 【語源・由来】 「黄道」は地球から見て、太陽が地球を中心に運行するように見える軌道を表す大きな円のこと。陰陽道の言葉で、全てがうまく…
【四字熟語】 向天吐唾 【読み方】 こうてんとだ 【意味】 他人に害を加えようとして、逆に自分がその害を受けることになること。天に向かってつばを吐けば、そのつばは自分の顔に落ちてくるということ。「天に向かって唾を吐く」と…
【四字熟語】 孝悌忠信 【読み方】 こうていちゅうしん 【意味】 真心を尽くして、目上の人によく仕えること。 【語源・由来】 儒教の四つの徳目より。「孝悌」は父母や目上の人によく仕えること。「忠信」は真心を尽くし、人を欺…
【四字熟語】 口中雌黄 【読み方】 こうちゅうのしおう 【意味】 一度口にしたことをすぐに取り消して訂正するたとえ。転じてでまかせをいうこと。 【語源・由来】 『晋書』「王衍伝」より。「雌黄」は黄色の顔料のこと。昔の中国…
【四字熟語】 黄中内潤 【読み方】 こうちゅうないじゅん 【意味】 才能や徳を表に出さず、内に秘めていること。 【語源・由来】 『魏書』「高允伝」より。「黄」は五色(青、赤、黄、白、黒)の真ん中にあることから、中央を表す…
【四字熟語】 高談雄弁 【読み方】 こうだんゆうべん 【意味】 声高に談論すること。とうとうと議論すること。 【語源・由来】 杜甫「飲中八仙歌」より。「高談」は盛んに談論をすること。「雄弁」は力強く説得力のある弁舌のこと…
【四字熟語】 高談闊歩 【読み方】 こうだんかっぽ 【意味】 自由に議論して、大股に歩くこと。気ままなさま。 【語源・由来】 「高談」は盛んに談論すること。「闊歩」は大股に歩く、自由に歩くという意味から、自由で得意な様子…
【四字熟語】 浩然之気 【読み方】 こうぜんのき 【意味】 何ものにもとらわれないのびのびとした気持ち。 【語源・由来】 『孟子』「公孫丑・上」より。 天地に満ちている大きく強い気の意味で、行いが道義にかなっていれば、自…
【四字熟語】 恍然大悟 【読み方】 こうぜんたいご 【意味】 思い定まらないでいるときに、一瞬のひらめきから悟りを得ること。 【語源・由来】 「恍然」は、我を忘れてうっとりするさま。「大悟」は、仏教用語で煩悩を去り、真理…
【四字熟語】 考績幽明 【読み方】 こうせきゆうめい 【意味】 成績を調べて賢明な者を進め、暗愚なものを退けること。 【語源・由来】 「書経」舜典より。「考績」は官吏の成績を調べることで、考課の意味。「幽明」は暗愚と賢明…
【四字熟語】 孔席墨突 【読み方】 こうせきぼくとつ 【意味】 物事に忙しく奔走して休む暇のないたとえ。「孔席暖まらず墨突黔まず」を略した言葉。 【語源・由来】 「文選」班固「答賓戯」より。「孔」は儒家の孔子。「席」は座…
【四字熟語】 荒瘠斥鹵 【読み方】 こうせきせきろ 【意味】 土地が荒れやせていること。 【語源・理由】 蘇軾「答張文潜県丞書」より。「荒瘠」は土地が痩せていて、荒れていること。「斥」は干潟のこと。「鹵」は塩。塩分が含ま…
【四字熟語】 功成名遂 【読み方】 こうせいめいすい 【意味】 りっぱな業績をあげて、世間から高い評価を受けること。「功成り名を遂ぐ」の形で用いることが多い言葉。 【語源・由来】 「老子」九章より。 功成名遂(こうせいめ…
【四字熟語】 曠世不羈 【読み方】 こうせいふき 【意味】 長くてなずけることができないこと。または、長い期間拘束することができないという意味。 【語源・由来】 「文選」孫楚「為石仲容与孫皓書」より。「曠世」は長い期間。…
【四字熟語】 曠世之才 【読み方】 こうせいのさい 【意味】 この世に比類のないすぐれた才能。 【語源・由来】 「曠世」は比較できるものがないという意味。 【類義語】 ・曠世之度(こうせいのど) 曠世之才(こうせいのさい…
【四字熟語】 曠世之感 【読み方】 こうせいのかん 【意味】 世に類例がないような感じのこと。 【語源・由来】 重野安繹「航海朱印船」より。「曠世」は比較できるものがないという意味。 曠世之感(こうせいのかん)の使い方 …
【四字熟語】 後生可畏 【読み方】 こうせいかい 【意味】 年少者は、大きな可能性を秘め、将来どんな力量をあらわあすかわからないのでおそれ敬うべきである。 【語源・由来】 「論語」より。「後生」は自分よりも後の生まれてき…
【四字熟語】 鉤心闘角 【読み方】 こうしんとうかく 【意味】 建物が高く並び立ち、びっしりと密集している形容。鉤形にそりかえった屋根が中心に集まり、角のような軒先が隣と争っているようなさま。また、注意して心を配ることの…
【四字熟語】 嚆矢濫觴 【読み方】 こうしらんしょう 【意味】 物事のはじまり、おこり。 【語源・由来】 「嚆矢」は戦争の開始の合図に敵陣を射る、音の鳴る矢、かぶら矢のこと。 「濫觴」はさかずき一杯が溢れる程度のわずかな…
【四字熟語】 口耳四寸 【読み方】 こうじよんすん 【意味】 聞いたことの意味を考えることをせずに、そのまま人に伝えるだけの役に立たない学問のこと。 【語源・由来】 「荀子」観学より。「寸」は長さの単位のこと。耳から入っ…
【四字熟語】 苟且偸安 【読み方】 こうしょとうあん 【意味】 将来のことを考えず、一時の楽に逃げること。 【語源・由来】 「漢書」宣帝紀、「史記」始皇紀より。「苟」と「且」はどちらもいい加減に物事を扱うこと。「偸安」は…
【四字熟語】 攻城野戦 【読み方】 こうじょうやせん 【意味】 野原や平地で戦闘をして、城を攻めること。最前線で奮闘すること。 【語源・由来】 「史記」廉頗藺如伝より。「攻城」は城を攻めること。「野戦」は野外で戦うこと。…
【四字熟語】 向上機縁 【読み方】 こうじょうのきえん 【意味】 昇天することの出来る機会のこと。 【語源・由来】 「桃花扇」入道より。「向上」は天に向かうという意味から、昇天するという意味。「機縁」は機会という意味。 …
【四字熟語】 黄裳元吉 【読み方】 こうしょうげんきつ 【意味】 忠義を尽くす家臣が主家に仕えると、必ずよい結果をもたらすということ。 【語源・由来】 「易経」坤卦より。易経の言葉で、「黄裳」は黄色のもすそのことで、「黄…
【四字熟語】 鉤章棘句 【読み方】 こうしょうきょくく 【意味】 ひどく読みにくい文章のこと。または、奇怪で難しい文章のこと。 【語源・由来】 韓愈「貞曜先生墓誌銘」より。「鉤章」の「鉤」は釣り針のことで、釣り針のように…
【四字熟語】 鉤縄規矩 【読み方】 こうじょうきく 【意味】 物事や行為の標準・基準になるもののこと。物事の手本。 きまりのこと。 【語源・由来】 「荘子」駢拇より。「鉤」は曲線を引く時に使う道具。「縄」は直線を引く時に…
【四字熟語】 高車駟馬 【読み方】 こうしゃしば 【意味】 身分が高く、気品のある人の乗り物のこと。または、高貴な人のこと。 【語源・由来】 欧陽脩「相州昼錦堂記」より。「高車」は高さの高い立派な車。「駟馬」は四頭の馬に…
【四字熟語】 口耳之学 【読み方】 こうじのがく 【意味】 底の浅い学問や知識のこと。 【語源・由来】 「荀子」観学より。聞いたことの意味をよく考えることもせず、そのまま人に伝えるだけの浅い学問という意味から。 【類義語…
【四字熟語】 曠日弥久 【読み方】 こうじつびきゅう 【意味】 長い期間なにもせずに、無駄な日々を過ごすこと。または、意図的に時間を無駄にして、事を長引かせること。 【語源・由来】 「戦国策」燕策より。「曠日」は何もせず…
【四字熟語】 好事多魔 【読み方】 こうじたま 【意味】 よい出来事には邪魔が入ることが多いということ。 【語源・由来】 「西廂記」一より。「魔」は邪魔や災難、災いのこと。男女の交際などで邪魔が入ったり、もめごとが起きた…
【四字熟語】 行尸走肉 【読み方】 こうしそうにく 【意味】 知識や才能がなく、存在していても全く役に立たない人のこと。 【語源・由来】 「拾遺記」六より。「尸」は死体のこと。歩く死体と走る肉という意味で、どちらも魂のな…
【四字熟語】 口耳講説 【読み方】 こうじこうせつ 【意味】 人から聞いた話を理解することなく、そのまま人に話すこと。受け売り。 【語源・由来】 「伝習録」上より。耳から入ってきたものをそのまま口から出すという意味から。…
【四字熟語】 高山流水 【読み方】 こうざんりゅうすい 【意味】 素晴らしい演奏、音楽のたとえ。または、自分のことを本当にわかってもらえる親友のこと。または、けがれのない澄んだ自然のこと。 【語源・由来】 「列子」湯問よ…
【四字熟語】 高山景行 【読み方】 こうざんけいこう 【意味】 徳が高く、素晴らしい人のたとえ。 【語源・由来】 「詩経」小雅より。人々が上を向いて見る高い山と、人々の規範となる大きな道という意味で、素晴らしい人格の人を…
【四字熟語】 光彩陸離 【読み方】 こうさいりくり 【意味】 きらびやかな光がまともに見られないほど美しく輝く様子。または、物事が、他を圧してすばらしい様子。 【語源・由来】 「光彩」は美しい光や鮮やかな彩りのこと。「陸…
【四字熟語】 幸災楽禍 【読み方】 こうさいらくか 【意味】 他人の不幸を見て楽しみ喜ぶこと。 【語源・由来】 「春秋左氏伝」僖公一四年、「春秋左氏伝」荘公二十年より。「幸災」は自分以外の人が不幸になることを喜ぶこと。「…
【四字熟語】 光彩奪目 【読み方】 こうさいだつもく 【意味】 とても鮮やかで、目を見開いてみとれるほど美しいこと。 【語源・由来】 「奪目」は目を奪うという意味から、見とれさせること。 【類義語】 ・光彩陸離(こうさい…
【四字熟語】 鴻鵠之志 【読み方】 こうこくのこころざし 【意味】 非常に大きな目標。大志。 【語源・由来】 「史記」陳渉世家より。「鴻」はおおとり、「鵠」はくぐいのことで、白鳥の古名。どちらも大きな鳥のことで、英雄や豪…
【四字熟語】 膏肓之疾 【読み方】 こうこうのしつ 【意味】 決して治ることのない病や、治すのが難しい病のこと。または、物事に夢中になりすぎて、やめられないこと。 【語源・由来】 「春秋左氏伝」成公一○年より。「膏」は心…
【四字熟語】 恍恍惚惚 【読み方】 こうこうこつこつ 【意味】 心が強く引き付けられて、うっとりとする様子。 【語源・由来】 心を奪われてうっとりするという意味の「恍惚」という言葉を重ねて強調した言葉。 恍恍惚惚(こうこ…
【四字熟語】 槁項黄馘 【読み方】 こうこうこうかく 【意味】 ひどくやつれて、やせ細っている様子。 【語源・由来】 「荘子」列禦寇より。「槁項」はやつれて細くなった首筋、「黄馘」は疲労で黄色くなった顔で、非常にやつれた…
【四字熟語】 巧言乱徳 【読み方】 こうげんらんとく 【意味】 口先だけの奇麗事を言うことは、人の心を惑わし、徳を乱すことになるという意味。 【語源・由来】 「論語」衛霊公より。「巧言」は相手に気に入られるように飾った言…
【四字熟語】 黄絹幼婦 【読み方】 こうけんようふ 【意味】 ①二人の判断が完全に同じになること。 ②物事を正確に理解すること。 ③「絶妙」という言葉の隠語。 ④素晴らしい文章のたとえ。 【語源・由来】 「世説新語」捷悟…
【四字熟語】 高軒寵過 【読み方】 こうけんちょうか 【意味】 身分の高い人が訪ねてくること。 【語源・由来】 「新唐書」李賀伝より。「高軒」は他人の車の敬称で、立派な車という意味。「寵過」は名誉ある来訪という意味。中唐…
【四字熟語】 皓月千里 【読み方】 こうげつせんり 【意味】 遠くの場所まで月の光が照らしている様子。 【語源・由来】 笵仲淹「岳陽楼記」より。「皓月」は明るく白い月。「千里」は非常に長い距離のこと。 皓月千里(こうげつ…
【四字熟語】 高下在心 【読み方】 こうげざいしん 【意味】 普段からの心構え次第で、物事がうまくいくかどうかが決まること。または、人事や賞罰を与える権利を一人で握っていて、考え次第で好き勝手にすること。 【語源・由来】…
【四字熟語】 敲金撃石 【読み方】 こうきんげきせき 【意味】 「金を敲き石を撃つ」とも読み、詩文の響きや韻律が美しいことのたとえ。 【語源・由来】 韓愈「代張籍与李浙東書」より。「敲金」は鐘などの金属の打楽器を敲くこと…
【四字熟語】 綱挙網疏 【読み方】 こうきょもうそ 【意味】 細かいことにこだわらずに、根本をつかむことに力を入れること。または、巨悪の根源を挙げるために、小さな悪を許し見逃すこと。 【語源・由来】 「晋書」劉頌伝より。…