『世説新語』は、もともと梁の劉孝標が異聞を集めて注を作成し、唐代まで「世説」や「世説新書」として知られていました。しかし、日本で流行した版は、明代に補足された『世説新語補』という20巻本で、この版は元の3巻本から内容が大きく変わり、後の時代からの挿話が多く追加されています。
出典:世説新語補(せせつしんごほ)の四字熟語一覧
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。