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出典:四書集注(ししょしっちゅう)の四字熟語一覧

四書集注

四書集注

『四書集注』(ししょしっちゅう)は、南宋の儒学者、朱熹(しゅき)による『四書』の注釈書であり、『大学章句』『中庸章句』『論語集注』『孟子集注』の4編から成あります。

朱熹は孔子から孟子へと続く道を重視し、「四書」(『大学』『中庸』『論語』『孟子』)それぞれに注釈を施しました。

この著作は、宋代の学者の注釈を参考にしつつ、朱熹独自の世界観に基づいて新たな解釈を加えています。元代には朱子学が国教として採用され、朝鮮、ベトナム、日本を含む東アジア諸国で広く受容されました。

しかし、元朝での科挙採用は、朱子学の形骸化の原因とも指摘されています。『四書集注』は、朱子学の核心文献として尊重され、宋代以降の中国近世社会で最も広く読まれた書とされています。

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