丁鶴年(1335-1424)は、元末から明初にかけての詩人です。彼は色目人の出身で、曽祖父は元の世祖(フビライ)の征西を支援した著名な貿易商人でした。武昌では、若い頃から文章家として名を馳せていました。しかし、方国珍や紅巾軍の乱に巻き込まれ、彼の色目の出身を理由に、義母とともに逃亡する生活を余儀なくされました。
粉愁香怨【ふんしゅうこうえん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)
【四字熟語】 粉愁香怨 【読み方】 ふんしゅうこうえん 【意味】 美人がうらみ悲しむ姿の形容。 【語源・由来】 「粉」「香」は化粧した美しい顔のことで、「愁」「怨」はうれいうらむこと。 【典拠・出典】 丁鶴年「故宮人詩」...