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出典:周亮工(しゅうりょうこう)の四字熟語一覧

周亮工

周亮工

周亮工(Zhou Liang-gong、1612年 – 1672年)は、中国明末から清初にかけての学者・文学者で、蔵書家としても知られました。彼は河南省祥符(現在の開封)出身で、字を元亮、号を櫟園・減斎といいました。彼は1640年に進士及第し、明朝時代には浙江道の監察御史として仕えました。しかし、明朝の滅亡後、彼は清朝に仕官し、戸部右侍郎まで昇進しました。しかし、一度は鄭芝龍の事件に連座し投獄されるものの、後に赦され、再び清朝に仕官しました。最終的には1662年に官職を辞めました。

彼は詩文、金石、書画といった幅広い分野での知識と技能を持っており、特に印章を好んでいました。その趣味を活かし、印譜『頼古堂印譜』には1000方以上の印を収録し、篆刻家の伝記である『印人伝』を編纂しました。また、彼は書画の鑑識家としても名高く、多くの著名な文人や画家と交流していました。彼の多くの著作が残っていますが、南明との戦乱で多くが焼失してしまいました。

日本の文学者・幸田露伴は、周亮工と彼の愛姫王氏との交情を題材にした作品「狂濤艶魂」を著しています。

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