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出典:唐律疏議(とうりつそぎ)の四字熟語一覧

『唐律疏議』(とうりつそぎ)は、中国・唐代の刑法典「律」と、その公式の注釈書「律疏」を組み合わせたものです。この文献は、唐の高宗時代の永徽4年(653年)に編纂され、特に開元25年の律疏(737年)を主な内容としています。

唐の高宗は、公式の注釈が存在せず、毎年の科挙の基準も定まっていないという現状を指摘。それを受けて、長孫無忌、李勣ら19人の学者によって編纂が行われました。この成果として、衛禁・職制・戸婚・厩庫・擅興・賊盗・闘訟・詐偽・雑律・捕亡・断獄の12篇、502条から成る『永徽律疏』が完成しました。

『唐律疏議』は、唐代を通じて変更されることなく保持され、その影響力は宋、明、清の法典成立にも及びました。更に、日本、朝鮮、ベトナムの律令体制確立にも大きな影響を与えました。元代に入ると、唐律は公式には廃止されましたが、参考文献としての価値が高まり、多くのバージョンが作成され、『故唐律疏議』または『唐律疏議』として広く読まれるようになりました。これにより、唐律は現代まで伝えられることとなりました。

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