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出典:左思(さし)の四字熟語一覧

左 思(さ し、約250年頃 – 305年頃)は、中国西晋の詩人で、字は太沖。山東省の臨淄県出身。家柄は貧しく、官途に恵まれなかったものの、その文学の才能は非凡であった。特に代表作「三都賦」は、魏、呉、蜀の三国時代の首都を題材としており、10年の歳月をかけて執筆した。この作品は、当時の文壇の大御所、張華や陸機からも高く評価され、洛陽で人々に熱烈に筆写されるほどでした。これにより「洛陽の紙価を高からしめる」という故事が生まれました。

妹の左棻は西晋の武帝司馬炎の妃として後宮に入り、これがきっかけで左 思も洛陽に居を構えました。しかし、彼の人生には波乱もあり、八王の乱の際には、彼のパトロンであった賈謐が処刑されたため、官を辞して隠棲。その後も河間王司馬顒の将軍による洛陽の混乱を避けて冀州に避難し、数年後に病死しました。

その他の代表的な作品としては、「詠史詩」や「招隠詩」があり、これらも左 思の詩の才能を証明するものとなっています。彼の詩は、現実主義的で力強く、太康期を代表する詩人の一人と評されています。

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