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出典:晁補之(ちょうほし)の四字熟語一覧

晁補之

晁補之(ちょうほし、1053年 – 1110年)は、中国北宋時代の文学者で、済州鉅野(山東省)の出身です。彼の字は無咎で、帰来子と号します。17歳の時、父・晁端友に連れられ杭州を訪れ、その地の風物を詩に詠んだことで、蘇軾にその才を見出されました。後に、彼は元豊2年(1079年)に進士として、郷試・会試ともに第一位に輝きました。

官職としては、北京国子監教授や太学正、著作佐郎などを歴任。しかし、一時期、記述の間違いを理由に左遷されるなどの経緯もありました。晩年は、泗州知州として赴任したが、その地で没しました。南宋の高宗より、龍図閣直学士の称号を追贈されました。

彼は陶淵明を尊敬し、故郷に帰来園を築きました。晁補之の著作として、族弟・晁謙之が編纂した『鶏肋集』が残されています。また、楚の詞論に通じ、屈原や宋玉の賦を収集して『変離騒』という書を編纂しました。

同時代の蘇軾とは、門下生としての関係だけでなく、運命を共にするような官界での経緯もありました。黄庭堅・秦観・張耒と並び、「蘇門四学士」として称されるほどの文才を持っていました。

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