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出典:梁書(りょうしょ)の四字熟語一覧

二十四史

『梁書』(りょうしょ)は、中国の正史の一部として知られる南朝梁の歴史を綴った書籍です。この書は、唐の姚思廉によって編纂され、629年(貞観3年)に成立しました。全56巻から成るこの書は、本紀6巻と列伝50巻で構成されています。

特徴的な点として、『梁書』は当時流行していた駢儷文(べんれいたい)を採用せず、古文で叙述されています。その結果、読みやすく、公正で整った内容となっています。また、この書は官撰の正史とは異なる趣きを持ち、『史記』のような私撰の史書としての性格も備えています。

梁の歴史だけでなく、当時の東・東南・西・中央・南アジア諸国についての記録も含まれており、特に巻五十四 列伝第四十八 諸夷では、倭国(日本)をはじめとする国々の概要が紹介されています。その中で、倭王武が大将軍に任命されたことなどの史実も記述されています。

総じて、『梁書』は南朝梁時代の研究において最も重要な資料の一つとされています。

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