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一目十行【いちもくじゅうぎょう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

一目十行の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
一目十行

「一目」は「ひとめ」とも読みます。

【読み方】
いちもくじゅうぎょう

【意味】
書物などを速く読む力がすぐれていることのたとえ。一目見ただけで、すぐに十行分を読むことができる意から。

四字熟語の博士
「一目十行」という四字熟語は、一度の目で十行もの文章を読み取る能力を持つということだよ。
つまり、読むスピードが非常に速い、または読解力が非常に高いことを意味するんだ。
助手ねこ
ほぅ~、それは「ざっと見ただけで、たくさんのことを読み取れる」ってことやな。
本読むときに、サクサクと内容を把握できるってわけや!
これは、「読書のスキルがバッチリ」っていうのを示す言葉やね。

【語源・由来】
梁の簡文帝は、幼いころより理解力が人並み以上であって、読書の際に一度に十行ずつ読んだという故事から。

【典拠・出典】
梁書』「簡文帝紀」

【類義語】
・十行倶下(じゅうぎょうぐか)

【英語訳】
outstanding reading ability

一目十行(いちもくじゅうぎょう)の解説

カンタン!解説
解説

「一目十行」っていうのは、本を読むときに、一瞬でたくさんの行を読む能力のことを言うんだ。つまり、サッと一目で10行も読めちゃうようなスピードのことを表してるんだよ。「一目」は、普通に「いちもく」とも読むし、「ひとめ」とも読むよ。

この言葉の由来は、昔の中国の簡文帝かんぶんていっていう人が、子供の頃からすごく頭がいい人で、本を読む時に、一度に10行も読めてしまうくらいすごかったんだって。その話が出てくる本は『梁書りょうしょ』っていう本で、「読書十行じゅうぎょうともに下る」と書かれているんだよ。それがこの言葉の元になってるんだ。

だから、「一目十行の読書力」とかって言うときは、すごく速くて効率的に本を読めることを褒めて言っているんだよ。

一目十行(いちもくじゅうぎょう)の使い方

ともこ
よく図書館に行っているけど、昨年は図書館の本をどのくらい借りたの?
健太
昨年は学年で一番だったよ。
今年も現在のところ、学年一番だから、今年もいっぱい本を読むよ。
今日も3冊借りたよ!
ともこ
すごいね、量もすごいけど、読書のスピードも速いよね?
一目十行の頭の持ち主なんじゃない?
健太
でも、僕は運動もできないし、これがたった一つの誇れるところなんだよね。

一目十行(いちもくじゅうぎょう)の例文

例文
  1. 長年本を読み続けていると読むスピードが上がり、一目十行の読書力を身につけることができた。
  2. 駅前の速読教室を通い続け、ページの斜め読みの能力がつき、一目十行の速読技術を身に付けることができた。
  3. 勉強ができる人物であるばかりでなく、常に周りの状況に鋭い感覚をもって対応する、一目十行の人物であった。
  4. 幼いころから一目十行の頭の持ち主で、今まで1万冊以上の書籍を読破している。
  5. 頭の回転も速く、感も鋭い彼は、一目十行の人物として知られ、新しい会社を立ち上げ、また新しいインターネットサービスを立ち上げた人物である。

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