【四字熟語】
一目十行
「一目」は「ひとめ」とも読みます。
【読み方】
いちもくじゅうぎょう
【意味】
書物などを速く読む力がすぐれていることのたとえ。一目見ただけで、すぐに十行分を読むことができる意から。
【語源・由来】
梁の簡文帝は、幼いころより理解力が人並み以上であって、読書の際に一度に十行ずつ読んだという故事から。
【典拠・出典】
『梁書』「簡文帝紀」
【類義語】
・十行倶下(じゅうぎょうぐか)
【英語訳】
outstanding reading ability
一目十行(いちもくじゅうぎょう)の使い方
よく図書館に行っているけど、昨年は図書館の本をどのくらい借りたの?
昨年は学年で一番だったよ。
今年も現在のところ、学年一番だから、今年もいっぱい本を読むよ。
今日も3冊借りたよ!
今年も現在のところ、学年一番だから、今年もいっぱい本を読むよ。
今日も3冊借りたよ!
すごいね、量もすごいけど、読書のスピードも速いよね?
一目十行の頭の持ち主なんじゃない?
一目十行の頭の持ち主なんじゃない?
でも、僕は運動もできないし、これがたった一つの誇れるところなんだよね。
一目十行(いちもくじゅうぎょう)の例文
- 長年本を読み続けていると読むスピードが上がり、一目十行の読書力を身につけることができた。
- 駅前の速読教室を通い続け、ページの斜め読みの能力がつき、一目十行の速読技術を身に付けることができた。
- 勉強ができる人物であるばかりでなく、常に周りの状況に鋭い感覚をもって対応する、一目十行の人物であった。
- 幼いころから一目十行の頭の持ち主で、今まで1万冊以上の書籍を読破している。
- 頭の回転も速く、感も鋭い彼は、一目十行の人物として知られ、新しい会社を立ち上げ、また新しいインターネットサービスを立ち上げた人物である。