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出典:程頤(ていい)の四字熟語一覧

程頤(1033年 – 1107年10月5日)は、中国北宋時代の儒学者。字は正叔。号は伊川。洛陽の人で、河南府伊陽県の出身です。兄の程顥とともに「二程子」と称され、二人は性理学の基礎を築きました。程頤は14歳頃から周敦頤に学び、後に胡安定の教えも受けました。彼は学問修養を通じて、誰でも聖人になれるという趣旨を性善説の立場から論じ、大学の教官に推薦されました。

彼の学問の特徴は理気二元論にあり、陰陽の二気を宇宙の原理や「道」として捉えるのではなく、「道」を陰陽の背後の原理とし、それぞれの事物の「理」として存在するとした。この思想は後の朱熹にも受け継がれ、朱子学の基盤となりました。

54歳の時、哲宗の講官(侍講)に就任しましたが、その厳格な性格から同僚との間に対立が生じ、特に蘇軾やその門下生との争いがありました。そのため、彼の晩年は不遇であり、涪州に左遷されるなどの経験をしました。

彼の主要な著作には『周易程氏伝』や『経説』があり、さらに兄との共著で「二程全書」も残されています。

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