著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

出典:新五代史(しんごだいし)の四字熟語一覧

二十四史

『新五代史』(しんごだいし)は、中国の正史の一つで、宋の時代に欧陽修によって書かれました。元々は『五代史記』という名前で、私撰として書かれていましたが、後に正史として認められ『新五代史』と改称されました。この史書は74巻から成り立っており、後梁、後唐、後晋、後漢、後周の五代王朝の歴史が収められています。907年から960年までの期間の出来事を詳細に記載しています。

元々は薛居正が『旧五代史』を撰していましたが、欧陽修はこれを基にして、自らの史観を取り入れて書き直しました。そのため、二つの史書は内容や評価が異なります。現代の歴史学会では、『新五代史』には事実誤認や創作が混じっているとの評価があり、『旧五代史』と比較してその史料としての価値については議論があるようです。

簡潔に言うと、『新五代史』は宋時代の欧陽修が書いた五代王朝の歴史を記した正史の一部で、彼の独自の史観に基づいて書かれており、現代の評価は賛否両論となっています。

error: 右クリックは無効です。