眼中之釘【がんちゅうのくぎ】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

【四字熟語】
眼中之釘

【読み方】
がんちゅうのくぎ

日本漢字能力検定
準1級

【意味】
自分に害をなすもののたとえ。
邪魔者、いやなやつ、憎らしい人などのたとえ。
目の中の釘(目の中の障害物)という意味から。

「眼中の釘が抜ける」などと表現する。

【語源・由来】
<新五代史(しんごだいし) 趙在玲伝(ちょうざいれいでん)>からの故事
『在礼、宋州に在り、人尤(もっと)も之(これ)を苦しむ。巳(すで)にして罷(や)めて去る。宋人喜びて相謂(い)ひて曰(い)はく、「眼中の釘を抜く、豈(あに)楽しからずや」と。』
五代のころ、趙在礼(ちょうざいれい)が宋州(そうしゅう)に在官中は、住民たちはたいへん彼の悪政に苦しんだ。やがて官をやめて去ると、宋州の人々は、「目の中から釘が抜けた。なんと楽しいことではないか」と喜んで言った。

【類義語】
・眼中之刺(がんちゅうのし)
・城孤社鼠(じょうこしゃそ)

類句として『眼中抜釘(眼中より釘を抜く)』があり、自分に害を与えるものを取り去る、害をなすものがいなくなるという意味で使う。
一般には邪魔者がいなくなったときに「眼中の釘が抜けたようでせいせいした」などと用いる。
「釘」は「丁」とも書く。

【英語訳】
・A nasty guy in the way
・Nails in the eye
・An obstacle to harm
・The one to suffer damage.

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眼中之釘(がんちゅうのくぎ)の使い方

ともこ
あの子、やっとチームを抜けてくれたわ。せいせいした。
健太
ともこくんは性格きついんだから。あんなに言っちゃって大丈夫なの?
ともこ
平気よ。あの子ったら、チーム内の全員の悪口をこそこそ言ってまわるからチームワークが壊れて全体がぎくしゃくしてたのよ。まったくチームの癌だったわ。
健太
眼中之釘というわけか・・・抜けて、チームに笑顔が戻ったね。

眼中之釘(がんちゅうのくぎ)の例文

  1. 課長はヒステリックでちょっとしたことで怒鳴り散らすんだ。せっかく出した企画書も勝手に捨てたりするし、まったく眼中之釘だよ。会社に行くのも嫌になりそうだ。
  2. 急に力をつけてきたライバルの存在は、彼にとって眼中之釘というような脅威を感じさせた。
  3. 人の彼にすぐちょっかいを出そうとする彼女は、全女子の眼中之釘であり、憎まれていた。
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