【四字熟語】
単文孤証
【読み方】
たんぶんこしょう
日本漢字能力検定
3級
【意味】
わずか一つの文章と一つの証拠。学問などで証拠が不十分なことをいう。
【類義語】
・博引旁証(はくいんぼうしょう)
単文孤証(たんぶんこしょう)の使い方
STAP細胞の論文は単文孤証といわれて、調査を行った結果、STAP細胞は存在しないという結論に至ったんだよね。
研究の不正やねつ造が発覚して、すごい騒ぎになったわよね。
STAP細胞の論文以外にもねつ造した論文が多数あるんだけれども、何でそういうことになるのかな?
研究者も人間だから、功名心にはやる気持ちをおさえられないんでしょうね。理解はできるけれどもやってはいけないわよね。
単文孤証(たんぶんこしょう)の例文
- 単文孤証のため不起訴となりました。
- その記者は、単文孤証だとわかっていながらもスクープにつながるかもしれない可能性を考えたら、引くことはできなかったそうです。
- 現在の研究では聖徳太子が実在していたのか、単文孤証で疑わしいそうです。
- 豊臣秀吉が千成瓢箪を掲げて戦場に趣いたという史実は、単文孤証、誇張だったのではないかと言われています。
- 単文孤証では提出できない、検証に検証をを重ねて正しいデータを出さなくてはいけません。