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出典:日本外史(にほんがいし)の四字熟語一覧

『日本外史』は、江戸時代後期に頼山陽が著した歴史書で、全22巻12冊から成り立っています。源平両氏から徳川氏までの武家13氏の盛衰興亡の歴史を、漢文で綴っており、漢の司馬遷の『史記』の体裁を採用しています。特に、天皇から征夷大将軍に任命された家(源、新田、足利、徳川)の歴史を正記とし、その他の氏族を前記、後記として記述しています。

頼山陽はこの作品を作成するにあたり、200部余りの参考文献を元に、20年以上の歳月を費やしました。完成したのは文政10年(1827年)で、元老中首座の松平定信に献上されたものです。

この書は、読者を引きつける力強く美しい文章と、著者の大義名分論が示された内容により、多くの人々に影響を与えました。特に、歴史考証は正確でない部分もあるものの、独特の史観と表現力で、幕末の尊王攘夷運動などにも大きな影響を与えました。

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