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老婆心【ろうばしん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
老婆心

【読み方】
ろうばしん

【意味】
年とった女の親切がすぎて不必要なまでに世話を焼くこと。必要以上な親切心。主として自分の忠告などをへりくだっていう語。

【語源・由来】
仏教語の「老婆心切」が語源。老女が子や孫をよくいつくしむ意。慈愛の心が深く厚いこと。また、必要以上に世話を焼くこと。「老婆心」は老婆が子や孫をいつくしむ心。親切心。「切」はしきりにの意。転じて、必要以上な親切を言うようになった。

【類義語】
面倒見がよい、気遣い、懸念、思いやり、口出し、親切心、人間味、配慮


老婆心(ろうばしん)の使い方

健太
僕の家のお手伝いさんが口うるさいんだ。

ともこ
へえ。何ていわれるの?

健太
いつも、老婆心ながら言わせてもらえばって何でもかんでも、ああすればいい、こうすればいいって口を出すんだ。

ともこ
それは、健太くんが大好きなのよ。

老婆心(ろうばしん)の例文

  1. ともこちゃんは、老婆心ながらおへそを出すのは身体によくないですよと妙齢のご婦人に忠告された。
  2. 健太くんはおばあちゃんから、老婆心ながらいわせてもらえば、少年老い易く学成り難し、もっと勉強した方がいいですよと言われた。
  3. 老婆心ながら申し上げますと、後悔してからでは遅いので、歯磨きはもっときちんとした方がいいですよ。
  4. もっと計画を立ててから行動しないと、老婆心ながら心配です。
  5. 今どきの若者を見ていると、老婆心を隠さずにはいられなくなる。
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