【四字熟語】
愛多憎生
訓読みで「愛多ければ憎しみ生ず」と読みます。
【読み方】
あいたぞうせい
【意味】
寵愛(ちょうあい)や恩恵(おんけい)を受け過ぎると、必ず他人のねたみや憎しみ、嫉み(そねみ)を買うことになる。
【典拠・出典】
『亢倉子』「用道」
【類義語】
・愛多憎至(あいたぞうし)
【英語訳】
・be envy when gets too much love
・Too much love from some person at the same time too much hate from another person.
愛多憎生(あいたぞうせい)の使い方
すごい曝露話だね。
そうね、大統領の友人が実は国政まで関与してたなんて。
国のお金もいいように使っていたなんて、税金だというのに!
政府関係者の愛多憎生から情報がリークされたのかしら? すごい疑獄だわ
愛多憎生(あいたぞうせい)の例文
- 目に余る優遇は、愛多憎生で怒れる人々からいつかひどい目に遭わされるに違いない。
- 彼から独占的に優遇されるようになってから、いつしか彼女は愛多憎生の対象となっていった。
- その男は愛多憎生の念にかられ、彼女を悪く言うようになった。
- 人気者のゴシップ記事の多くは、個人的な愛多憎生の思いが込められた悪意のあるものになっている。
- 彼女は仮初めの成功は納めたものの、愛多憎生を辛くも身に染みて感じることとなった。