著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

千朶万朶【せんだばんだ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
千朶万朶

【読み方】
せんだばんだ

【意味】
多くの花がついた枝。花が非常に多く咲き乱れていることの形容。

【語源・由来】
「千」「万」は数が多いことを示す語。「朶」は花のついた枝のこと。

【典拠・出典】
杜甫

千朶万朶(せんだばんだ)の使い方

健太
今日はあたたかくてお花見日和だね。
ともこ
そうね。桜は満開、千朶万朶ね。
健太
桜ってなんでこんなにきれいなのに、すぐ散ってしまうんだろうね。
ともこ
本当よね。一か月くらい咲いていてくれたらもっと幸せを感じるのにね。

千朶万朶(せんだばんだ)の例文

  1. 木枯らしが吹き抜ける中、風にのって花の香りがしたと思ったら、梅が千朶万朶、咲き誇っていました。
  2. 千朶万朶の桜の木の下にビニールシートをしいて宴会の準備をしました。
  3. 百日紅の花が千朶万朶、木全体に咲き乱れ、とてもきれいでした。
  4. 今は葉っぱも落ちてさみしい風景ですけれども、春の季節は千朶万朶、それはもう見事なものですよ。
  5. 連日の猛暑で草木も人間も元気がなくなっていましたが、暑さに負けない千朶万朶のむくげを見て、自分も負けていられないと勇気づけられました。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。