【四字熟語】
千朶万朶
【読み方】
せんだばんだ
【意味】
多くの花がついた枝。花が非常に多く咲き乱れていることの形容。
【語源・由来】
「千」「万」は数が多いことを示す語。「朶」は花のついた枝のこと。
【典拠・出典】
杜甫
千朶万朶(せんだばんだ)の使い方
今日はあたたかくてお花見日和だね。
そうね。桜は満開、千朶万朶ね。
桜ってなんでこんなにきれいなのに、すぐ散ってしまうんだろうね。
本当よね。一か月くらい咲いていてくれたらもっと幸せを感じるのにね。
千朶万朶(せんだばんだ)の例文
- 木枯らしが吹き抜ける中、風にのって花の香りがしたと思ったら、梅が千朶万朶、咲き誇っていました。
- 千朶万朶の桜の木の下にビニールシートをしいて宴会の準備をしました。
- 百日紅の花が千朶万朶、木全体に咲き乱れ、とてもきれいでした。
- 今は葉っぱも落ちてさみしい風景ですけれども、春の季節は千朶万朶、それはもう見事なものですよ。
- 連日の猛暑で草木も人間も元気がなくなっていましたが、暑さに負けない千朶万朶のむくげを見て、自分も負けていられないと勇気づけられました。