著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

満目荒涼【まんもくこうりょう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
満目荒涼

【読み方】
まんもくこうりょう

【意味】
見渡すかぎり荒れはてているさま。

【語源・由来】
「満目」は目のとどくかぎり、「荒涼」は荒れはててもの寂しいこと。

【典拠・出典】

【類義語】
・満目荒寥(まんもくこうりょう)
満目蕭条(まんもくしょうじょう)

満目荒涼(まんもくこうりょう)の使い方

健太
最近、毎晩同じ夢を見るんだ。
ともこ
どんな夢なの?
健太
満目荒涼とした風景にぽつんと一人の人が立っていて、僕の方を見て何か言いたげにしているんだ。
ともこ
その人は夢で、健太くんに何を訴えようとしているのかしらね。

満目荒涼(まんもくこうりょう)の例文

  1. 春にはたくさんの花が咲き乱れていたこの野原は、冬が近づいた今、満目荒涼たる風景でした。
  2. 満目荒涼とした風景の中にいると、心も荒んできます。
  3. 新型の爆弾が使用されたその町は、満目荒涼たる有様で、蟻一匹いませんでした。
  4. 満目荒涼とした道を歩いていても楽しくないので、遠回りになるけれども、風光明媚な道を通っていくことにしました。
  5. 緑豊かだった土地が眼前に広がっているはずだったのに、満目荒涼とした光景に愕然としました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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