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開雲見日【かいうんけんじつ】の意味と使い方や例文(出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
開雲見日

「雲(くも)を開(ひら)きて日(ひ)を見(み)る」と訓読します。
【読み方】
かいうんけんじつ

【意味】
暗雲が吹き払われ、再び光明や希望を見出すこと。疑惑や誤解が解けるたとえ。

【出典】
後漢書』「袁紹伝」

【類義語】
撥雲見日(はつうんけんじつ)
・撥雲見天(はつうんけんてん)

【英語訳】
・clear
・well-defined
・explicit
・expressed
・clear
・decipherable
・readable
・lucid
・logical
・coherent

開雲見日(かいうんけんじつ)の使い方

健太
それにしても、僕の仕業にするなんてひどいよ!
ともこ
ごめんごめん、あなたが犯人でないことが分かってモヤモヤした気持ちがすっかり晴れたわ。
健太
それにしても、あんなに上手に猫がラップをはがしておまんじゅうを食べるなんて、びっくりだよ。
ともこ
本当ね! 開雲見日の上に、驚天動地だわ!

開雲見日(かいうんけんじつ)の例文

  1. その日の朝たまたますれ違った新聞配達員の証言が、開雲見日、彼にかけられていた放火容疑を晴らしたのである。
  2. 浮気相手と疑っていた女性が宝石店の女性店員だったとわかると、妻は開雲見日したようで、結婚記念日を前にして急に私に優しくしだした。
  3. 彼はその問題が解けずに悶々としていたが、風呂に入って居たところで開雲見日したらしく、泡も流さず慌てて風呂から出て来た。
  4. 彼女の日頃の振る舞いが、やっかみ半分で立てられた口さがない黒いうわさを開雲見日した。

まとめ

「開雲見日」は「雲を開きて日を見る」の訓読にあるように、何かモヤモヤしてはっきりしない状態、何かが覆いかぶさって隠されている状態が、あることをきっかけに見る見るうちに取り払われはっきり見えてくる、そうした状況を日の光を見るかのたとえを使って表出した四字熟語です。モヤモヤしたものは霞や薄雲ではなく、暗くて厚い感じの雲であることもポイント。雲に隠されたものがなにかも分からないほどのもので、それが晴れて見える日の光がまぶしく明るい――そのコントラストが大きいほど、はっきりとわかったときの晴れやかさを示しているのです。

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