【四字熟語】
蘭薫桂馥
【読み方】
らんくんけいふく
【意味】
蘭や桂が香りたつ。子孫が繁栄することのたとえ。
【語源・由来】
「蘭」はらん。「桂」はかつらの木。ともに香草・香木の類で、君子の美質また子孫のたとえ。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・蘭桂騰芳(らんけいとうほう)
蘭薫桂馥(らんくんけいふく)の使い方
健太くんの名前はなんで健太というの。
僕の家が、代々蘭薫桂馥であるためには、健康第一と考えたおじいちゃんがつけてくれたんだよ。
確かに、健康じゃないと、家系が断絶してしまうわよね。
そうでしょう?僕の名は、蘭薫桂馥を祈ってつけられたありがたい名前なんだよ。
蘭薫桂馥(らんくんけいふく)の例文
- 蘭薫桂馥とならないのは、祖先が昔、何かやらかして神様を怒らせたからなんでしょう。
- 日本国歌は、蘭薫桂馥を願った和歌をもとにしたものです。
- 少子高齢化が進んでいるので、この国が未来永劫蘭薫桂馥となるための対策が必要です。
- 万年青は蘭薫桂馥を象徴する縁起がいい植物なのだと聞いたので、子宝を望んでいる友人にあげました。
- 五穀豊穣と蘭薫桂馥を願って、この神社には日本中から参拝者が訪れます。