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筆削褒貶【ひっさくほうへん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
筆削褒貶

【読み方】
ひっさくほうへん

【意味】
批評の態度が公正できびしい「春秋筆法」を表す語。

【語源・由来】
「筆削」は書くべきものは書きとり去るべきところは削ること。「褒貶」は褒めるべきところは褒め、貶すべきところは貶すこと。

【典拠・出典】
経学歴史

筆削褒貶(ひっさくほうへん)の使い方

ともこ
健太くん、意気消沈しちゃってどうしたの?
健太
僕の作文への先生の批評が筆削褒貶だったんだ。
ともこ
うわあ。筆削褒貶というか罵詈雑言ね。
健太
ねっ。ひどいでしょう?やっつけ仕事にした僕が悪かったんだけど、これはひどい。

筆削褒貶(ひっさくほうへん)の例文

  1. 僕の飲食店への批評は筆削褒貶、辛口だが公正を心がけているので、参考にしてくれる人が多いです。
  2. 先生は筆削褒貶であると有名だから、先生に作品を見せるのは、大変緊張します。
  3. 筆削褒貶と評判の人が選考委員に入っているから、これは手ごわいぞ。
  4. ともこちゃんは筆削褒貶なのに、彼女が掛け値なしに褒めるってことはすごいことなんだよ。
  5. 君たちの将来を思って、評価は筆削褒貶で行うので覚悟してください。

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