著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

垂名竹帛【すいめいちくはく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
垂名竹帛

【読み方】
すいめいちくはく

【意味】
名前が歴史に残るような功績のこと。

【語源・由来】
「竹帛」は竹の札と白い絹の布。紙のない時代には、竹帛に文字が書かれた。

【典拠・出典】
後漢書』「鄧禹伝」

【類義語】
竹帛之功(ちくはくのこう)
豹死留皮(ひょうしりゅうひ)

垂名竹帛(すいめいちくはく)の使い方

健太
徳川家康のように垂名竹帛、歴史に名を残したいなあ。
ともこ
徳川家康は、ずっと歴史に名を残し続けるでしょうね。
健太
現代ではだれが歴史に名を刻むかな?
ともこ
オバマ元大統領はのりそうね。健太くんもいつか教科書に名前がのるようになると良いわね。

垂名竹帛(すいめいちくはく)の例文

  1. 垂名竹帛した人は、たいてい、家族や周りの人に迷惑をかけています。
  2. ヒトラーのように悪いことではなく良いことで垂名竹帛、教科書に名を残したい。
  3. 垂名竹帛するには、やはりノーベル賞をとるしかないかな。
  4. 空手の歴史に垂名竹帛するんだといって、健太くんは毎日練習をがんばっています。
  5. ともこちゃんが発見したバラは、画期的な新種で、その後の品種に大きな影響を与え、園芸会の歴史に垂名竹帛しました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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