【四字熟語】
薬九層倍
【読み方】
くすりくそうばい
【意味】
暴利をむさぼるたとえ。薬の売値は原価よりはるかに高く、儲けが大きいこと。薬は売値が非常に高く、原価の九倍もするという意から。
【典拠・出典】
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【類義語】
・花八層倍(はなはっそうばい)
薬九層倍(くすりくそうばい)の使い方
ともこちゃん。お腹が痛い。
大変。薬を買ってくるわ。
や、やめてー。薬九層倍といって、粗利が大きいから、薬を買うと薬屋が儲かるだけだよー。
非常事態に何を言っているの。儲かって薬屋が助かり、健太くんも腹痛が治って助かるじゃないの。
薬九層倍(くすりくそうばい)の例文
- 一般的に、薬九層倍といわれるけど、薬には開発費がかかっているんだよ。
- 健太くんは、薬九層倍、薬局の薬は高いわりに効果は期待できないと決めてかかっている。
- 薬九層倍というが、背に腹は代えられない、治癒のために買うしかない。
- 風邪薬は、薬九層倍のくせに、症状を抑えるだけで治すことはできないんだぜ。
- こんな薬、薬九層倍、割に合わないから、おばあちゃんお手製のハーブティを飲んだ方がましだ。