【四字熟語】
南華之悔
【読み方】
なんかのくい
【意味】
余計な発言のせいで、上司を怒らせ、才能があるにもかかわらず出世できないこと。
【語源・由来】
唐の温庭インは宰相の質問に答えたが、宰相の怒りに触れることになり、能力があるにもかかわらず科挙に合格できなかったという故事から。
【典拠・出典】
『唐詩紀事』
南華之悔(なんかのくい)の使い方
父さんが閑職に異動させられたんだ。
何があったの?
南華之悔になったんだって。
サラリーマンである以上、南華之悔にならないように、上司とはうまく付き合って行かないとね。
南華之悔(なんかのくい)の例文
- 失言が多い健太くんは、同期の中で真っ先に南華之悔を味わいそうだ。
- ともこちゃんは南華之悔とならないように、発言やメールの文面に細心の注意を払っている。
- 酔った勢いで上司に暴言を吐いた健太くんは、翌日、南華之悔となった。
- 南華之悔となった健太くんを反面教師に、南華之悔とならないように気を付けよう。
- 迂闊な発言で南華之悔となった健太くんだが、懲りずに失言を繰り返しています。