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蘭薫桂馥【らんくんけいふく】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
蘭薫桂馥

【読み方】
らんくんけいふく

【意味】
蘭や桂が香りたつ。子孫が繁栄することのたとえ。

【語源・由来】
「蘭」はらん。「桂」はかつらの木。ともに香草・香木の類で、君子の美質また子孫のたとえ。

【典拠・出典】

【類義語】
蘭桂騰芳(らんけいとうほう)

蘭薫桂馥(らんくんけいふく)の使い方

ともこ
健太くんの名前はなんで健太というの。
健太
僕の家が、代々蘭薫桂馥であるためには、健康第一と考えたおじいちゃんがつけてくれたんだよ。
ともこ
確かに、健康じゃないと、家系が断絶してしまうわよね。
健太
そうでしょう?僕の名は、蘭薫桂馥を祈ってつけられたありがたい名前なんだよ。

蘭薫桂馥(らんくんけいふく)の例文

  1. 蘭薫桂馥とならないのは、祖先が昔、何かやらかして神様を怒らせたからなんでしょう。
  2. 日本国歌は、蘭薫桂馥を願った和歌をもとにしたものです。
  3. 少子高齢化が進んでいるので、この国が未来永劫蘭薫桂馥となるための対策が必要です。
  4. 万年青は蘭薫桂馥を象徴する縁起がいい植物なのだと聞いたので、子宝を望んでいる友人にあげました。
  5. 五穀豊穣と蘭薫桂馥を願って、この神社には日本中から参拝者が訪れます。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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