【四字熟語】
三跪九叩
【読み方】
さんききゅうこう
日本漢字能力検定
1級
【意味】
清朝の敬礼法。 三度ひざまずき、九度頭を地につけて拝礼することをいう。
【典拠・出典】
－
【類義語】
・三跪九拝（さんききゅうはい）
・三拝九叩（さんぱいきゅうこう）
三跪九叩（さんききゅうこう）の使い方
琉球王国の人は、清朝の臣下であることを示すために、三跪九叩をして清朝の勅使を出迎えていたんだって。
へえ。頭を地面に打ち付けるんでしょう？痛そうね。
へりくだりすぎだよね。
それだけ清という国が強大だったってことでしょうね。
三跪九叩（さんききゅうこう）の例文
- 三跪九叩の礼を拒否したため、皇帝との謁見はかないませんでした。
- 朝鮮の王は、三跪九叩を行って、皇帝に許しを請いましたが、拒絶されました。
- 清の国から三跪九叩をするよう求められ、プライドが高い健太くんはそれを拒否し、清に攻め込まれました。
- イギリスの外交官マカートニーは、乾隆帝に三跪九叩の礼を要求されたけれども、イギリス流の儀礼を押し通し、乾隆帝に拒絶されました。
- 大使であった副島種臣氏は、皇帝に謁見した際に三跪九叩の礼をせず立礼で通した強者です。
