【三字熟語】
錬金術
【読み方】
れんきんじゅつ
【意味】
1ありふれたもの、値打ちのないものを貴重なものに作り変えるという術。
2(「金」を「かね」と意識して)お金・財産を生み出す特別な方法。また、非常に貴重なものを作り出す方法。
【語源・由来】
「錬金術」は、紀元1世紀ごろ以前にエジプトに始まり、アラビアを経てヨーロッパに広がった、卑金属を貴金属の金に変えようとする化学技術。さらに不老不死の仙薬を得ることができるとされ、呪術的性格をもった。科学としては誤りであったが、多くの化学的知識が蓄積され、近代化学成立の基礎資料となった。
【類義語】
イアトロ化学、Alchemy
錬金術(れんきんじゅつ)の使い方
錬金術で、この砂を砂金に変えることができないかな。
できたらいいわね。
錬金術が使えたら大金持ちになれるのにな。
健太くんが錬金術を使えるようになるころには、世界中の人が使えるようになっているだろうから、砂金の価値は下がっているわね。
錬金術(れんきんじゅつ)の例文
- 健太くんは、錬金術で不老不死を得ようとして失敗した。
- 株で大儲けしたともこちゃんは、現代の錬金術師と呼ばれている。
- 錬金術で財産を増やすことができたら、全国民が、老後や教育資金の心配をしなくて済むのに。
- ねずみ講は、錬金術ともてはやされているが、儲かるのは一部の人だけである。
- 健太くんは、エジプトで錬金術の本を発掘した。