【三字熟語】
野放図
【読み方】
のほうず
【意味】
規則や常識にとらわれず、思うままに行動するようす。「―な男」 歯止めがないようす。「―におかねを使う」
【語源由来】
『野放図』の「放図」は、もと「方図」と表記し、それが野放しであることを言います。そして「方図」とは「かぎり・範囲・際限」の意味を持ちます。つまり範囲や際限が放たれてる状態、かぎりのないことを意味します。
【類義語】
無尽蔵・無限
野放図(のほうず)の使い方
今日の自習は最悪だったわ!
先生が出張だったんだね、いいなぁ!僕も自習したーい!
もう、健太くんみたいな子ばかりでクラスが野放図だったわよ!静かに読書したかったのに…。
僕たちのクラスは先生がいても野放図みたいなものだけど…。あれ、問題ありかな?
野放図(のほうず)の例文
- 一人暮らしを始めて寂しさがあるものの野放図でいられることに甘んじている。
- 自立を促した娘の野放図が過ぎて頭が痛い。
- 彼女の野放図な性格は魅力的だがそのうち痛い目にあうと思う。
- 野放図にお金を使った結果カードローンに首が回らない。
- 国民性に合わないハロウィンなんて持ち上げるから街が野放図状態だ。