二枚舌【にまいじた】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
二枚舌

【読み方】
にまいじた

【意味】
前後矛盾(ムジュン)したことを言うこと。うそを言うこと。「―を使う」

【語源由来】
仏教用語に「両舌(りょうぜつ)」というものがあります。二人の人間に対して、仲違いさせるために、それぞれ違うことを言って争わせるという意味なのですが、『二枚舌』はここから由来されます。

【類義語】
舌先三寸・八方美人・一口両舌


二枚舌(にまいじた)の使い方

ともこ
健太くんは素直だから心配いらないと思うけど、二枚舌にだけはなっちゃだめよ。
健太
僕はそんなに器用じゃないもの。
ともこ
それは良いことなのよ。二枚舌で人が傷つくってことに気付かない人が多すぎるのよね。
健太
噓も方便を間違って理解してる人なのかもね。

二枚舌(にまいじた)の例文

  1. 彼の二枚舌に唯一の親友も愛想をつかしている。
  2. 二枚舌が災いして彼女たちに問い詰められる状況になってしまった。
  3. ただでさえ反抗期さなかの息子は二枚舌で真実を見分けるのに苦労する。
  4. 彼女が二枚舌を使う意図は何なんだろうか。
  5. 調子のいい彼は息をするように二枚舌を使う。
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