人間性【にんげんせい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
人間性

【読み方】
にんげんせい

【意味】
人間の本性。人間らしさ。

【語源由来】
「人間」は、仏教において「世の中」「世間」「人の世」という意味で「mamusya」を漢訳した言葉だそうです。当初は世界観だったのが人としての意味を持ったのは江戸時代以降で、中国で「じんかん」と読んでいたものが日本では「にんげん」と読みました。そして人となりを「人間性」と表しました。

【類義語】
本能・人がら


人間性(にんげんせい)の使い方

健太
世のなか世知辛くなったもんだなぁ…。
ともこ
なぁに健太くん。それ誰の物まね?
健太
おじいちゃんだよ。きのう帰ってきてからぼやいてたんだ。子どもが一人で心細そうにいたから声を掛けたらその子のお母さんがすごい顔して駆け寄ってきて『うちの子に何ですかっ⁉』って怒鳴られたって。
ともこ
あらら。物騒な世のなかになったから気持ちは分かるけど第一声で人間性が分かるわ。おじいさん気の毒だったわね。

人間性(にんげんせい)の例文

  1. 彼の言動に人間性が表れているので怒る気にもならない。
  2. この会社で反面教師のような人に揉まれて人間性が磨かれたように思える。
  3. 人間性を豊かにしようと思ったら人と関わるのが一番の近道だ。
  4. 私はスポーツ選手のプレーで人間性を見るのでイケメンだとかで判断しない。
  5. 子どもの人間性を養いたくて大自然のなか住居を構えたが夫婦の人間性があらわになっただけだった。
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