著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

讒謗罵詈【ざんぼうばり】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
讒謗罵詈

【読み方】
ざんぼうばり

日本漢字能力検定
1級

【意味】
ありとあらゆる悪口をいうこと。

【語源・由来】
「讒謗」はそしること。「罵詈」は口ぎたなく相手をののしること。

【典拠・出典】

【類義語】
悪口雑言(あっこうぞうごん)
罵詈讒謗(ばりざんぼう)
罵詈雑言(ばりぞうごん)

讒謗罵詈(ざんぼうばり)の使い方

健太
昨日、電車で出かけようとしたら、事故で止まってしまっていたんだよ。
ともこ
それは大変だったわね。
健太
僕も大変だったんだけど、待ちくたびれた客に讒謗罵詈を浴びせられていた駅員さんが一番大変そうだったよ。
ともこ
駅員さんのせいじゃないのに。大変な仕事よね。

讒謗罵詈(ざんぼうばり)の例文

  1. どんな理由があろうとも過度な讒謗罵詈は、許されない言葉の暴力です。
  2. ともこちゃんは裏切った健太くんに、讒謗罵詈の限りを尽くしてののしりました。
  3. 讒謗罵詈が口をついて出そうになったけれども、ぐっとこらえました。
  4. 電話の向こうから、健太くんの讒謗罵詈が聞こえてきたので、静かになるまで受話器を耳から離しました。
  5. 会社の上司から耐えがたい讒謗罵詈を浴びせられたので、パワハラで訴えることにしました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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