著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

偏僻蔽固【へんぺきへいこ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
偏僻蔽固

【読み方】
へんぺきへいこ

【意味】
道理に暗く考えがかたよっていて、かたくななこと。

【語源・由来】
「偏僻」は考えがかたよりひがむこと。心がねじけていること。「蔽固」は道理に暗くかたくななこと。

【典拠・出典】

偏僻蔽固(へんぺきへいこ)の使い方

健太
歳をとったら、人間まるくなるって聞いていたのにな。
ともこ
ひどく嘆いているようだけれども何かあったの。
健太
僕のおじいちゃんが、年々偏僻蔽固になっていくんだよね。
ともこ
歳をとると頑固で頑なになっていくわよね。わかるわ。自分もいつか行く道、しょうがないことと思って付き合うしかないわね。

偏僻蔽固(へんぺきへいこ)の例文

  1. 偏僻蔽固なお父さんは、きっと私がどんな素敵な男性を連れて行ったとしても結婚を許可してくれないでしょう。
  2. ともこちゃんは、偏僻蔽固だった健太くんの心を開きました。
  3. 視野が狭く偏僻蔽固な健太くんは、人生損をしていると思います。
  4. 健太くんは偏僻蔽固だから、彼の意見はひどく偏っていて参考になりません。
  5. 偏僻蔽固だと友達が一人もいなくなってしまうよ、手遅れになる前にもっと素直になりなよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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