著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

無茶苦茶【むちゃくちゃ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
無茶苦茶

【読み方】
むちゃくちゃ

【意味】
筋道が立たないこと。また、物事のやり方が並はずれて激しいさま。さらに何がなんだかわからないさまにもいう。「無茶」だけでもこれらの意をもち、「苦茶」を添えて語意を強める。

【語源・由来】
「無茶苦茶」は「むちゃくちゃ」という言葉に同音の漢字を当てたもの。

【典拠・出典】

【類義語】
・滅茶苦茶(めちゃくちゃ)

無茶苦茶(むちゃくちゃ)の使い方

ともこ
健太くん。この部屋はなんでこんなに散らかっているの?
健太
うちの子猫がいつも大人しく留守番することができずに、部屋を無茶苦茶にするんだよ。
ともこ
それでそのかわいい犯人はどこにいるの?
健太
そこのトイレットぺーパーの山の中にいるよ。

無茶苦茶(むちゃくちゃ)の例文

  1. そんな無茶苦茶な考えでは成功することはできませんよ。
  2. 君のやり方は無茶苦茶だな。
  3. その案は無茶苦茶だけれども、もしかしたら現状を突破する唯一の案かもしれないな。
  4. 音痴の健太くんが歌うと、せっかくのハーモニーが無茶苦茶になります。
  5. イライラした健太くんが、手あたり次第部屋にある物を投げて無茶苦茶にしていきました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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