著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

老成円熟【ろうせいえんじゅく】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
老成円熟

【読み方】
ろうせいえんじゅく

【意味】
経験が豊富で、人格・知識・技能などが十分に熟達して、ゆたかな内容を持っていること。

【語源・由来】
「老成」は経験を積んで物事になれ、たけていること。「円熟」は熟達する意。

【典拠・出典】

老成円熟(ろうせいえんじゅく)の使い方

ともこ
健太くんは落語家に弟子入りをしたのよね。
健太
そうなんだ。僕の師匠は、老成円熟の境地に達していてすごいんだよ。
ともこ
へえ。それは見てみたいわ。
健太
一人で三役をこなしているのに、三人が会話しているように見えてくるんだよ。あれは神業だよね。

老成円熟(ろうせいえんじゅく)の例文

  1. 老成円熟したおばあちゃんが書いた作品は、若輩者の私には到底かなわない素晴らしいものでした。
  2. 校長先生は老成円熟した態度で、生徒を圧倒し、黙らせることができます。
  3. 彼女の老成円熟した演技は、若手俳優と違って安心してみていられるので、作品に没頭できます。
  4. おじいちゃんのような老成円熟した技術は、一朝一夕では身につかない。
  5. 老成円熟した彼女の発言は、僕なんかの発言と違って重く、人々の心を動かしました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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