【四字熟語】
空花乱墜
「空華乱墜」とも書く。
【読み方】
くうげらんつい
【意味】
心に妄念があると、心が乱れて正しい認識ができないことのたとえ。
【語源・由来】
「空花」は(眼病の者が空中に花があると見誤ることから)凡夫が、実体のない存在を実態があるかのように誤ること。「乱墜」は乱れ落ちること。
【典拠・出典】
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空花乱墜(くうげらんつい)の使い方
ああー。もう、どうしていいかわかんないよ。
空花乱墜っていうじゃないの。座禅を組んで心を静めてみてはどう?
いいかもね。お寺に行って頭をすっきりさせてくるよ。
いってらっしゃーい。
空花乱墜(くうげらんつい)の例文
- 煩悩があると空花乱墜するというから、除夜の鐘でもついて煩悩を払おう。
- 空花乱墜している健太くんは、冷静になってみる必要がある。
- このようなうるさい場では空花乱墜するから、静かな場所で考えよう。
- ともこちゃんは空花乱墜しているから、正しい判断を導き出すことはできないだろう。
- 妄念が空花乱墜させ、判断を鈍らせるならば、妄念を捨て去ればいい。