著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

傾盆大雨【けいぼんのたいう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
傾盆大雨

【読み方】
けいぼんのたいう

【意味】
ひどく降る雨のたとえ。豪雨。

【語源・由来】
「盆」はひらたい瓦器(がき)。ひらか。木・金属などで作った、浅く平たい、物を載せる道具。
盆をひっくり返したようにひどく降る雨ということから。

【典拠・出典】
杜甫「白帝」

傾盆大雨(けいぼんのたいう)の使い方

ともこ
梅雨とはいえ、よく降るわね。
健太
今日は特に、傾盆大雨だね。
ともこ
そうね。土砂災害や河川の氾濫が心配よね。
健太
何事もないといいんだけど。

傾盆大雨(けいぼんのたいう)の例文

  1. 電車に乗ろうと駅にいったら、傾盆大雨で電車の運行が止まっていた。
  2. 家の前の坂道が、傾盆大雨のせいで、川のようになってしまっている。
  3. 恵みの雨というが、傾盆大雨は困る、ほどほどがいい。
  4. 先日の傾盆大雨の影響で、土砂崩れの危険性が高まったので、健太くんは避難することにした。
  5. 傘をさしても意味をなさないような傾盆大雨で、ともこちゃんは、雨宿りのために近くの本屋に駆け込んだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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