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厳正中立【げんせいちゅうりつ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

厳正中立

厳正中立の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
厳正中立

【読み方】
げんせいちゅうりつ

【意味】
交戦国のどちらにも味方せず、あくまでも中立の立場を守ること。転じて、一般に争い事の当事者のどちらにも味方せず、中立の立場を守ること。

四字熟語の博士
「厳正中立」という四字熟語は、どちらの側にも寄らず、きちんと中立の立場を保つことを意味しているんだよ。
公平に物事を見る、という強い意志が込められているんだ。
助手ねこ
そうなんや!つまり、「おかしいこともええことも、すべてちゃんと見て公平に判断する」ってことやな。
おっちょこちょいにならず、ちゃんと中立の立場を守るんやな。
これは、「公平さは大事やで」って教えてくれる言葉なんやで。

【語源・由来】
「厳正」は基準にきちんと従って公正に取り扱うこと。「中立」は特定の立場、考え方などに偏らず、両者の真ん中の位置にいることから。

【典拠・出典】

【類義語】
局外中立(きょくがいちゅうりつ)

【英語訳】
strict neutrality

strictは「厳密な」という意味の形容詞。
英文例
先生はいつも厳正中立だった。My teacher was always strict neutrality.

厳正中立(げんせいちゅうりつ)の解説

カンタン!解説
解説

「厳正中立」っていうのは、ちゃんと公平に行動すること、そして、どっち側にも偏らずにちょうど中間を保つことを意味するんだよ。

「厳正」っていうのは、真面目に公平であることを守ることを指すんだ。「中立」っていうのは、二つのものの間で、どちらにも偏らず、ちょうど中間を保つことを言うんだよ。

例えば、「厳正中立を堅持する」って言うときは、どんなに周りがどう言おうと、公平に物事を見て、どちらの側にも偏らない立場をしっかりと保つ、という意味になるんだよ。

厳正中立(げんせいちゅうりつ)の使い方

ともこ
昨日のけんか、まるくおさまってよかったわね
健太
うん、ふたりとも全然譲らないから、一時はどうなることかとヒヤヒヤしたよ
ともこ
先生が厳正中立にふたりに言って諭してくれたおかげね
健太
こういうときには頼りになるよね、うちの先生

厳正中立(げんせいちゅうりつ)の例文

例文
  1. 両国の間では最近トラブルが続き、外交的にも関係が悪化して一触即発の状態だった。間を取り持った国が厳正中立な立場で説得を続けた結果、危機を回避できた。
  2. 私と妹は、普段は仲良くやっているのだが、ふたりとも妙に意地っ張りなところがあって、いったんケンカを始めるとなかなかおさまらない。そんなときは必ず、母が厳正中立に間に割って入って仲を取り持ってくれた。
  3. 当事者同士では揉め事はますますエスカレートすることが多い。そうしたときは、厳正中立な第三者がいると、解決しやすい。
  4. 国連は加盟国の間の紛争を厳正中立に裁定すべきなのだが、拒否権のせいで、なかなかそううまくはいかない。
  5. 学校の先生には、生徒全員と厳正中立な立場で接する度量が求められる。

厳正中立の文学作品などの用例

  1. 今日の大河内教授のあの態度は、どこまでも厳正中立で意外でした、<山崎豊子・白い巨塔>

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