著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

麻縷糸絮【まるしじょ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
麻縷糸絮

【読み方】
まるしじょ

【意味】
麻と糸と生糸とわた。織物の材料のこと。

【語源・由来】
「縷」は、いと(のように細く長いもの)。「糸」は、生糸。「絮」はわた。真綿。わたげ。古綿。

【典拠・出典】

麻縷糸絮(まるしじょ)の使い方

健太
織物の材料を麻縷糸絮というけれども、ツルの恩返しのツルは、どうやって羽根を糸に変えたのかな。
ともこ
ツルが人間に変身できるくらいなんだから、魔法で何とか出来たんでしょうよ。
健太
魔法が使えるなら、自分の羽根じゃなくて、魔法で布を出せばよかったのにね。
ともこ
昔話が破綻しちゃうわ。

麻縷糸絮(まるしじょ)の例文

  1. 健太くんは、夏休みの研究に麻縷糸絮で織り物を作ってみることにしました。
  2. ともこちゃんは、麻縷糸絮から洋服をつくる、ペレのあたらしい服という絵本が好きです。
  3. 麻縷糸絮を買うのではなく自力で用意しようと思い立ち、蚕を育てています。
  4. 健太くんは、麻縷糸絮から布を製作する過程を見学して、その大変さを知った。
  5. 麻縷糸絮の中で、生糸が好きだ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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