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禍福得喪【かふくとくそう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・英語訳)

【四字熟語】
禍福得喪

【読み方】
かふくとくそう

【意味】
不幸にあったり、幸福になったり、出世して成功したり、位を失ったりすること。

【語源・由来】
「禍」はわざわい、不幸。「福」はさいわい、幸福。「得」は出世すること。「喪」は地位を失うことから。

【典拠・出典】
蘇軾「与李公択書」

【英語訳】
ups and downs of life

lifeは「人生」という意味の名詞。
英文例
彼は様々な禍福得喪を経験した。He experienced many ups and downs of life.

禍福得喪(かふくとくそう)の使い方

ともこ
ゆうべのドキュメンタリー番組、見た?
健太
いや、見てないけど、どんなのだったの?
ともこ
明治時代の有名な政治家の話なんだけど、禍福得喪のさまがドラマチックで勉強になったわ
健太
ともこちゃんの趣味って、ずいぶんシブいね

禍福得喪(かふくとくそう)の例文

  1. うちの会社の社長は、ストレートに社長になったわけではない。あまり有名ではない大学を卒業してからサラリーマンになり、出世して失敗してヒラ社員まで落ちて、一念発起で独立してこの会社を立ち上げた、まさに禍福得喪の人なのだ。
  2. 何十年も続く会社務めの中には、順調な時もあれば不遇の時もある。働くとは禍福得喪なものなのだと心してかかったほうが良い。
  3. 定年間近な時にやっと課長になったのに、仕事で部下がミスをして、その責任を取る形でヒラ社員に降格された。人生はまさに禍福得喪なものだと実感した。
  4. 転職する前の職場には約10年ほど務めていたが、その間に本当にいろいろなことがあった。そんな禍福得喪の中で転職を決意し、今の自分があるわけだ。
  5. 私の父は先日、無事に定年退職した。その夜、退職祝で家族で飲みに行ったのだが、父の仕事の思い出話を聞いていると、人生は本当に禍福得喪なのだな、とあらためて思ってしまった。

まとめ

「禍」はわざわい、不幸を、「福」はさいわい、幸福を、「得」は出世することを、「喪」は地位を失うことから、禍福得喪(かふくとくそう)は、不幸にあったり、幸福になったり、出世して成功したり、位を失ったりすることを表す言葉となりました。人生には山も谷もあります。禍福得喪(かふくとくそう)なものだと割り切って過ごしていくしかないでしょう。


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