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懸針垂露【けんしんすいろ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
懸針垂露

【読み方】
けんしんすいろ

【意味】
筆法の基本の一つ。

【語源・由来】
「懸針」は、筆法の一つ。縦に引く画(かく)の終筆をはらい、針のように尖らすこと。「垂露」は、筆法の一つ。縦に引く画(かく)の終わりをはらわずに筆を押さえて止めること。「懸針」⇔「垂露」

【典拠・出典】

懸針垂露(けんしんすいろ)の使い方

健太
ともこちゃんは、書道が得意だよね。何かコツがあるの?
ともこ
懸針垂露を意識するといいわよ。
健太
針の如き鋭い線、露の如き垂れる点ってわけだね。
ともこ
そうよ。これを意識すると、筆の持ち方から、心の持ち方までがらりと変わるわよ。

懸針垂露(けんしんすいろ)の例文

  1. 書道の基本は、懸針垂露で、筆の使い方で作品の良し悪しが変わる。
  2. 懸針垂露を意識し、自然に入って自然に抜ける穂先を会得すると、書は格段に上達する。
  3. 健太くんは、懸針垂露をマスターし、きれいな線が書けるうになった。
  4. ともこちゃんが書道をする様子を観察して、懸針垂露とはどういうものかを学び取った。
  5. 不器用な健太くんは懸針垂露を体得するまでに、三年を要した。

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