【四字熟語】
金谷酒数
【読み方】
きんこくのしゅすう
【意味】
詩を作れない者に対して、罰として飲ませる酒のこと。
【故事】
中国の西晋の石崇が、別荘の金谷園で開いた宴会で、詩を作れなかった人に罰として酒を飲ませたという故事から。
【典拠・出典】
李白「春夜宴桃李園序」
金谷酒数(きんこくのしゅすう)の使い方
健太くん。次の詩歌を詠む会には参加するわよね?
ええーっ。僕は今回は遠慮しようと思っていたんだけど・・・。
なんで?
金谷園での宴会の金谷酒数に倣って、詩を作れないと、酒ならぬコーラの一気飲みをさせられるんだもの。おなかを壊してしまうから嫌なんだよー。
金谷酒数(きんこくのしゅすう)の例文
- あと一分で詩を思いつかなければ、金谷酒数の刑に処せられてしまうから焦っています。
- 今時、詩を思いつかないからって金谷酒数を飲ませるなんてアルコールハラスメントだ!
- 詩を作れない客に酒を飲ませたという金谷酒数のように、カラオケで百点をとることができないと酒を強要されます。
- 金谷酒数、詩を作れないからといって部下に酒を強要するなんて、大昔からブラックな上司は居たのですね。