【四字熟語】
希少価値
「稀少価値」とも書く。
【読み方】
きしょうかち
【意味】
数や量が少ないために生まれる価値や、少なくて珍しいために生じる価値。
そのものが世間に少ししかない、あるいはなかなか手にはいらないことから生ずる価値。
【語源由来】
「希少」とは少なくて珍しいこと、きわめてまれなことの意味で、「価値」とはどれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度や値打ちの意味です。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
esteem value
scarcity value
rarity value
preciousness
例文 希少価値のある骨董品。
a valuable old object.
a valuable old object.
希少価値の高いトレーディングカード、カードケース、収集品を提供します。
To provide a trading card, a card case and a collected article high in scarcity value.
希少価値(きしょうかち)の使い方
この傘はおじいちゃんからもらった傘なの。
すごい古そうな傘だけど、刺繍があったり、柄の部分も彫刻があったり、珍しそうな傘だね。
うん、どうもかなり希少価値のある傘みたいで、大切にしなさいって言われているの。
無くさないように気をつけなくちゃね。
希少価値(きしょうかち)の例文
- 以前の日用品も今では希少価値があるだろう。
- 希少価値のある輸入品の帽子をかぶっている。
- 希少価値のあるフィギュアを沢山売っている店がある。
- フリーマーケットで希少価値のある骨董品を見つけた。
- このおもちゃは希少価値があるって、テレビ番組で放送されていた。
まとめ
「希少価値」は本来「稀少価値」と表記します。「稀」は珍しいという意味に用いられます。一方「希」は希望の希で、本来は希という字に「稀」の意味は含まれていません。しかし「稀」という漢字が常用外であるため漢字の書き替えが行なわれたため、現状の「希少価値」が使われるようになりました。