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議論百出【ぎろんひゃくしゅつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類語・英語)

議論百出

議論百出の意味(語源由来・出典・類語・英語)

意味

【四字熟語】
議論百出

【読み方】
ぎろんひゃくしゅつ

【意味】
いろいろな意見が数多く出ること。

四字熟語の博士
「議論百出」という四字熟語は、いろんな意見が次々と出てきて、たくさん議論することを表しているんだよ。
多種多様な意見が飛び交う様子を描いているんだ。
助手ねこ
つまり、「いろんな考え方が出てきて、みんなでぐんぐん話し合う」ってことか。
ほんまに「思い思いの意見が飛び交って議論が盛り上がる」って場面を表してるわけやな。
これは、「多くの人たちが自由に意見を出し合う大切さ」を教えてくれる言葉やで。

【語源由来】
「百出」は、いろいろ、さまざまに出ることをいう。

【典拠・出典】
(議論)『史記』田斉世家(百出)『唐書』芸文志

【類義語】
侃侃諤諤(かんかんがくがく)
・議論風生(ぎろんふうせい)
・議論沸騰(ぎろんふっとう)
・議論紛紛(ぎろんふんぷん)
甲論乙駁(こうろんおつばく)

【英語訳】
diverse arguments arising in great numbers

議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)の解説

カンタン!解説
解説

「議論百出」は、「議論がたくさん出てくる」という意味を持つんだ。これは、あるテーマについて多くの人がそれぞれの視点から意見を出し合って、盛んに話し合う状況を指すんだ。

「議論」というのは、みんなで意見を出し合い、それについて考えること。そして、「百出」というのは、「百」が「多数」という意味で、「出」とは「出てくる」という意味だから、「たくさんのものが出てくる」という意味になるよ。

なので、「議論百出」っていうのは、ある話題について、多くの意見や視点が出てきて、それについて盛んに話し合う状況を表すんだ。

たとえば、「委員会での話し合いは議論百出だった」って言うと、その委員会ではみんなが色んな意見を出して、活発な討論が行われたということが分かるよ。だから、「議論百出」は、みんながアクティブに参加して、それぞれの視点から意見を出し合い、議論が深まるような状況を表すときに使うことができるんだよ。

議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)の使い方

ともこ
健太くん。文化祭用の学校のイメージキャラクターはどんなキャラクターに決まったの?
健太
ああ、あれは、議論百出したんだけど、議論が白熱しすぎて、結局決まらなかったんだ。
ともこ
あら。文化祭までに間に合うのかしら?
健太
うーん。厳しいね。まあ、決まらなかったら、この僕が、学校のイメージキャラクター「健太くん」になるよ。

議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)の例文

例文
  1. 食事が終わってから、三十分ほど、この後はどこへ行って何をするのかを決するために、いろいろ話し合い、議論百出したが、動物園に行くことにした。
  2. 会社の再建をめぐっては、議論百出、帰するところを知らず、新しい光はまだ見えてこないままだった。
  3. 文化祭の出し物をめぐって生徒会では議論百出したが、結論が出なかったので、後日、分科会で議論することになった。
  4. 文化祭の予算があまり、ペンキを買う余裕があったので、景気づけに校門を新たに塗装することになったが、どんな色にするか全員で相談したのだが、議論百出でまるで意見がまとまらなかったのでやめた。
  5. 気付けば、随分長い間、この景色を見つめているけれど、頭の中で、議論百出したものの、筆と手が勝手に動いてくれそうな位の良い構図が思い浮かばないままだった。

議論百出の文学作品などの用例

  1. エリオットは、在留英人大会をひらいて、時局打開の策を検討した。議論百出したが、決定的な方策はない。<陳舜臣・阿片戦争>

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