【四字熟語】
老成円熟
【読み方】
ろうせいえんじゅく
【意味】
経験が豊富で、人格・知識・技能などが十分に熟達して、ゆたかな内容を持っていること。
【語源・由来】
「老成」は経験を積んで物事になれ、たけていること。「円熟」は熟達する意。
【典拠・出典】
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老成円熟(ろうせいえんじゅく)の使い方
健太くんは落語家に弟子入りをしたのよね。
そうなんだ。僕の師匠は、老成円熟の境地に達していてすごいんだよ。
へえ。それは見てみたいわ。
一人で三役をこなしているのに、三人が会話しているように見えてくるんだよ。あれは神業だよね。
老成円熟(ろうせいえんじゅく)の例文
- 老成円熟したおばあちゃんが書いた作品は、若輩者の私には到底かなわない素晴らしいものでした。
- 校長先生は老成円熟した態度で、生徒を圧倒し、黙らせることができます。
- 彼女の老成円熟した演技は、若手俳優と違って安心してみていられるので、作品に没頭できます。
- おじいちゃんのような老成円熟した技術は、一朝一夕では身につかない。
- 老成円熟した彼女の発言は、僕なんかの発言と違って重く、人々の心を動かしました。