免罪符【めんざいふ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【三字熟語】
免罪符

【読み方】
めんざいふ

【意味】
責任や非難をまぬがれるためにすること。あることが許されるような、都合のいい口実。

【語源由来】
15世紀末ごろ、カトリック教会がそれを持っているとおかした宗教上の罪がゆるされるとして発行した免除証書のことで、それが転じ罪をゆるしてもらう言動などを「免罪符」と表しました。

【類義語】
錦の御旗・贖宥状・大義名分


免罪符(めんざいふ)の使い方

ともこ
さあ、そろそろ健太くんに頼んでおいたブツはできたかしら?
健太
しまった‼ともこちゃんに頼まれていたことをすっかり忘れてた‼まぁ…しょうがないか、忙しかったんだし。
ともこ
ちょっと待ったーーー!そんな言い訳だめよ‼時間がないことをできなかったことの免罪符にしないでちょうだい‼
健太
ととと、ともこちゃん‼聞いてたのかい?でも許してよ。空手の練習や宿題で手いっぱいだったんだ。だけど…。ぞうきんぐらい自分で縫ってよ。自分でやらなきゃ上手くならないんでしょ⁉

免罪符(めんざいふ)の例文

  1. 我が家ではケンカ後に買ってくるケーキを免罪符と呼んでいる。
  2. 浮気をした私に暴言を吐く彼の行動をもって免罪符としたかったというのはあながち噓ではない。
  3. 罰ゲームを免罪符にして彼女は約束を破ったことを無かったことにした。
  4. ケーキを買ってきたからといって免罪符にはならないと彼女は怒っている。
  5. この説明会を免罪符にしたいのならもっとまともな説明がなされるべきではないかと怒号が飛ぶ。
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