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和魂漢才【わこんかんさい】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

和魂漢才

和魂漢才の意味(出典・類義語)

意味

【四字熟語】
和魂漢才

【読み方】
わこんかんさい

【意味】
日本固有の精神を持ちながら、中国伝来の学問の才をそなえもつこと。

四字熟語の博士
「和魂漢才」という四字熟語は、心に日本人としての精神「大和魂」を持ちつつ、中国の学問や知識を活用することを表すんだ。
つまり、日本の素晴らしい精神と中国の優れた学問を、どちらも使いこなすことを意味しているよ。
助手ねこ
そっかー、要するに「日本人らしい心を持ちつつ、中国の学問もバッチリ活用する」ってことなんやな。
日本の気持ちと中国の頭を一緒に使えるってことやんな。
これは、「自分のルーツを大切にしつつ、他の文化の良いところも学んで活かす」ってことを教えてくれる四字熟語やで。

【典拠・出典】
菅原道真「菅家遺誡」

【類義語】
和魂洋才(わこんようさい)

和魂漢才(わこんかんさい)の解説

カンタン!解説
解説

「和魂漢才」っていうのは、日本人ならではの心と、中国から来た学問の能力をうまく組み合わせた状態を表すんだよ。要するに、日本の大切な精神を忘れずに、同時に中国の学問もしっかり学んで活かしていくことが大事っていう意味なんだ。

「和魂」は日本人特有の心や精神を意味するよ。それに対して、「漢才」は中国から伝わってきた学問や知識のことを指すんだ。

例えば、日本の美しい風景を愛する心と、中国の詩を学んで詩を書く能力をうまく合わせて、日本の風景を詩にする。それが「和魂漢才」だね。

この言葉の出どころは、菅原道真すがわらのみちざねという人が書いた「菅家遺誡かんけいかい」っていう文書から来ているよ。

和魂漢才(わこんかんさい)の使い方

ともこ
最近、英語の授業を小学生にもっていう動きが活発化しているわよね。
健太
そうだね。でも、昔も和魂漢才っていって、日本の精神を大切にしつつ、中国から学ぼうという意識があったようだよ。
ともこ
和魂漢才のように、日本の精神も大事にしてくれればいいけれども、英語で国際人を目指そうって言うことが大切にされすぎているようで心配なの。
健太
いずれ、日本語は英語に淘汰されるのかもしれないね。

和魂漢才(わこんかんさい)の例文

例文
  1. 和魂漢才、日本の文化を守りつつ、中国から学んだのが日本のラーメンです。
  2. 和魂漢才、昔の方が、日本古来の伝統を大切にしていた気がします。
  3. 和魂漢才、オリンピック開催に向けて、海外の人が不快にならない様にそばをすすって食べてはいけないという動きがありますが、自国の文化を否定してはいけません。
  4. 和魂漢才、太気拳は中国の意拳を日本人である澤井健一氏が伝えたものと言われています。
  5. 和魂漢才、外国文化を取り入れても、日本文化の魂を欠落させてはならない。

和魂漢才の文学作品などの用例

  1. 和魂漢才と云う事もあって、日本には日本の長所がある。<徳富蘆花・黒潮>

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