著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

虚気平心【きょきへいしん】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

【四字熟語】
虚気平心

【読み方】
きょきへいしん

【意味】
感情をなくして心を落ち着けること。心をむなしくして平静にすること。また、その心境。

【典拠・出典】
管子』「版法解」

【類義語】
無念無想(むねんむそう)

虚気平心(きょきへいしん)の使い方

健太
ともこちゃん。どうしよう。空手の試合の決勝戦がもうすぐだというのに、緊張でおなかが痛くなってきたよ。
ともこ
虚気平心よ!深呼吸をして心を無にするのよ。
健太
すーすーはー。ああ、だんだん落ち着いてきた。
ともこ
そのまま虚気平心を保って、試合に挑めば、健太くんならきっと勝つことが出来るわよ。

虚気平心(きょきへいしん)の例文

  1. 虚気平心で矢を打たないと、一本も的に当たることはないでしょう。
  2. 虚気平心で試験に臨んだら、すらすら問題を解くことが出来ました。
  3. 慌てず、恐れず、虚気平心で英語の会話を聞いたら、いつもより理解することが出来ました。
  4. 健太くんは、虚気平心を保つために、お経を唱え始めました。
  5. 100メートル走で虚気平心でスタートしたら、いつもより良いタイムがでました。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。