著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

亀甲獣骨【きっこうじゅうこつ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
亀甲獣骨

【読み方】
きっこうじゅうこつ

「きこうじゅうこつ」とも読む。

【意味】
亀の甲羅とけものの骨。ともに中国古代に文字を刻みつけて占いに用いた。

【語源・由来】
「甲」は甲羅。古代中国の殷の時代に、甲骨文字を刻んで占いの記録をしていたとされている。

【典拠・出典】

亀甲獣骨(きっこうじゅうこつ)の使い方

健太
僕の兄さんが、大学で亀甲獣骨文字の研究をしているんだ。
ともこ
亀甲獣骨文字って何なの?
健太
亀甲獣骨文字というのは、漢字のもととなった文字のことだよ。おもに占いに使った亀甲や獣骨に刻まれた文字のことなんだ。
ともこ
亀の甲羅や獣の骨に書くから亀甲獣骨なのね。古代文字を読み解くなんて、暗号を解くみたいで楽しそうね。

亀甲獣骨(きっこうじゅうこつ)の例文

  1. 亀甲獣骨に書かれた亀甲獣骨文字を読み解くことで殷朝の存在は立証されました。
  2. 亀甲獣骨文字は、甲骨文ともいわれ、亀の甲羅や牛や鹿の骨に刻まれました。
  3. 巫女が熱した鉄棒を亀の甲羅にさし、ひび割れした形を占い、 それを亀の甲羅に刻んで記録したのが亀甲獣骨文字なのです。
  4. 亀甲獣骨文字は、現存最古の漢字と言われています。
  5. 掘り起こした土の中から、亀甲獣骨が大量に出土しました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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